合成ダイヤモンド(CVD)Synthetic diamond (CVD)

CVD単結晶ダイヤモンド CVD monocrystalline diamond

荒井商会とDiamond Elements Pvt. Ltd.社は業務提携して、精密切削工具、デバイス、光学部品、ヒートシンク等、幅広い用途のCVDダイヤモンド製品をラインアップ、より良い製品を提供して参ります。
Diamond Elements Pvt. Ltd.社は、ダイヤモンド研磨の世界シェア90%を誇るインドスーラット市所在のMPCVD(マイクロ波プラズマCVD)ダイヤモンドメーカーで20年超の最も歴史を持つ1社であり、主要部品すべてにCEマーク準拠品を用いた自社開発のMPCVDを使用、種結晶製造、CVDダイヤモンド製品の育成、研磨までの設備を有する数少ない一貫生産メーカーです。

Diamond Elements Pvt. Ltd.社

Diamond Elements Pvt. Ltd. : 欧米の大学、研究機関をはじめ、大手ツールメーカーとの取引を通じ、日々、技術力向上に努力しているインドの開発型製造メーカー

設備・生産の特長

特徴1
世界最大の大型デポジションエリア(成長ステージ)により、最大35㎜のCVD単結晶ダイヤモンドを製造可能、また、高いプラズマ制御技術により上下動装置(Zステージ)無しで製造。
特徴2
正確な結晶方位で、ご指定の形状・サイズにダイヤモンドを切断・研磨するため、最新のレーザー機器・XRD装置(X線回折装置)・各種自動機器やソフトウェアを完備。
特徴3
育成されたCVD単結晶ダイヤモンドに対し、応力除去・結晶格子安定性・品質向上を目的としてHPHT処理実施(特許取得済の製法並びに自社開発HPHT装置)
特徴4
安定した研磨技術により表面粗さ(rms)を30~50nm以下に維持しながら、CVD成長ダイヤモンドを規定サイズに研磨可能。
特徴5
専門のスタッフを配置した出荷検査部門による、結晶方位・インクルージョンの有無・形状確認等を厳格に実施し高品質の維持に注力。
CVDラボ

CVDラボ

育成中のプラズマ状態

育成中のプラズマ状態

育成中のプラズマ状態

育成中のプラズマ状態

単結晶ダイヤモンド

CVD 単結晶ダイヤモンド

CVD単結晶ダイヤモンド製品のラインアップ

Mechanical

Mechanical

Optical

Optical

Electronic

Electronic

CVD Plate

CVD Plate
製品構成 用途・特性 標準最大サイズ(mm) 標準品公差(mm)
L W T L&W T
Mechanical ダイヤモンド工具等 15.0 15.0 5.0 +0.1/-0 +0.05/-0
Optical 光学用途、プリズム・窓等 15.0 15.0 3.0 ±0.1 ±0.05
Electronic 電子デバイス等 6.0 6.0 1.0 +0.2/-0 ±0.05
CVD Plate 研究開発等 15.0 15.0 3.0 +0.2/-0 ±0.05

<注> L=Length, W=Width, T=Thickness


*形状(円柱、三角柱、四角柱等)・結晶面方位(100,110,111,211)・サイズ・公差など柔軟に対応いたします。
*成長痕残し、穴あけ加工、マーキング等、ご要望に対応可能です。

Mechanical

Diamond Elements Pvt. Ltd.社のCVDダイヤモンドは、優れた硬度と耐摩耗性を備えたダイヤモンド工具の製造において高い評価を受けています。その特性により、幅広い産業分野での高精度加工や耐久性の要求が高い作業において、優れた性能を発揮します。

主な用途

  • ノズル
  • ダイス
  • ダイヤモンド
    Bite
  • 医療用
    ダイヤモンド
    ブレード
  • ドレッサー

当社のCVDダイヤモンド工具は、高品質な製品とカスタムソリューションの提供に取り組んでいます。我々の製品は、最先端のCVDダイヤモンド製造技術と厳格な品質管理に基づいて製造されており、お客様の要求に応じたカスタマイズも可能です。当社のエキスパートチームは、豊富な経験と知識を持ち、お客様のニーズに合わせた最適なダイヤモンド工具の開発とサポートを提供します。

Optical

Diamond Elements Pvt. Ltd.社のCVDダイヤモンドは、光学領域において優れた性能と信頼性を提供します。高い透過性と耐光性により、光通信、レーザー技術、センシングアプリケーションなど、さまざまな光学デバイスの製造に最適です。また、優れた熱伝導性も光学デバイスの熱管理に貢献します。

特長

  • 高い透過性

    CVDダイヤモンドは紫外線から赤外線までの広い波長範囲で高い透過性を示します。特に紫外線領域(波長200〜400 nm)での透過性は非常に高く、紫外線光源や光学機器の利用において優れたパフォーマンスを発揮します。

  • 低光吸収

    CVDダイヤモンドは光吸収が非常に低いため、光が効率的に透過します。これにより、光学素子やレーザーなどの光学デバイスにおいて、エネルギーロスを最小限に抑えながら高い光伝達効率を実現します。

  • 優れた熱伝導性

    CVDダイヤモンドは優れた熱伝導性を持ち、熱の効率的な放散が可能です。これにより、高出力の光学デバイスや高温環境下での安定な動作を実現することができます。

  • 耐摩耗性と耐腐食性

    ダイヤモンドの硬度と化学的安定性により、CVDダイヤモンドは耐摩耗性と耐腐食性に優れています。光学デバイスやセンサーなどの長期的な安定性や信頼性を求められるアプリケーションにおいて、優れた耐久性を提供します。

主な用途

  • 光ファイバー
    コネクタ
  • 光学各種窓材
  • 光学レンズ
  • 多波長分光
    ・プリズム
  • 赤外線と
    テラヘルツ
  • 高出力レーザー
  • 光学センサー
  • モノクロ
    メーター
  • 高エネルギー
    研究

当社のCVDダイヤモンドは、最先端の製造技術と品質管理を組み合わせて生産されます。カスタムメイドの製品も提供しており、お客様のニーズに合わせた光学デバイスの開発を行います。高い透過性、耐光性、熱伝導性を持つ当社のCVDダイヤモンドは、光学領域での革新的なソリューションを提供します。ぜひ、当社の製品をご検討ください。

分光透過特性

Electronic

Diamond Elements Pvt. Ltd.社のCVDダイヤモンドは、革新的な電子デバイスの製造において優れた性能と信頼性を提供します。高い電子移動度と耐熱性により、高速・高出力トランジスタや高周波素子の製造に最適です。また、優れた熱伝導性は熱管理素子としての需要に応え、高温環境下での安定な動作を保証します。

さらに、CVDダイヤモンドは化学センサーやバイオセンサーなどのセンシングデバイスにも適しています。その化学的安定性と電気絶縁性により、高感度なセンシングが可能です。また、MEMSデバイスの製造にも利用され、その優れた耐久性と長寿命性によって、高性能なマイクロエレクトロメカニカルシステムを実現します。

主な用途

  • 高速・高出力
    トランジスタ
  • 高周波素子
  • 熱管理素子
  • 化学センサー
  • バイオセンサー
  • MEMSデバイス

当社のCVDダイヤモンドは、最先端の製造プロセスと品質管理によって生み出されます。カスタムソリューションも提供しており、お客様のニーズに合わせた製品開発を行います。

我々のCVDダイヤモンドは、革新的な電子デバイスの実現に貢献します。高性能、高信頼性、そして幅広い応用領域での優れた性能を持つ当社の製品をぜひご検討ください。

CVD Plate

  • Diamond Elements Pvt. Ltd.社は、要求の厳しい用途に適したラボ グローン ダイヤモンド プレートを設計しました。これにより、デバイスの性能等を損なうことなく、一貫して設計製造されたグローン ダイヤモンドの優れた光学的および熱的特性を活用できる可能性が開かれます。
    CVD Plateは、非常に広いスペクトル範囲 (UVからTHzに及ぶ) を提供し、主要なレーザー周波数での吸収係数が低く、吸収された熱を放散できる非常に高い熱伝導率を備え、低い熱膨張係数を備えています。熱で発生する歪みを制限します。
    CVD Plateはさまざまな寸法と厚さの製品をご用意しています。

CVD多結晶ダイヤモンド CVD polycrystalline diamond

*詳細については、お問い合わせください。

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